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授業参観
(4・5・6年:総合的な学習の時間)
 12月1日(金)に、授業参観・PTA全体会・学年学級部会を行いました。
 4年生以上は、総合学習の発表会を行いました。はじめに、獅子舞グループが発表しました。発表データを誤って選んで、未完成のデータで発表していることに途中で気付くハプニングがありました。この大ピンチを救ったのは4年生の子でした。4年生は、国語の説明文の学習「地域の伝統・文化のよさを伝えよう」のまとめとして、総合学習で調べたことをもとに、黒獅子や巫女の舞についてリーフレットにまとめていました。そして、1校時にも、1年生や教職員に向けて発表していました。原稿データがない中で、スライドを頼りにアドリブで堂々と発表する4年生の子から、教科を横断的に学習することにより、生きて働く知識・技能を獲得した深い学びの姿を見ることができました。
 その後も、巫女の舞グループ、獅子彫りのグループの発表が続きました。どのグループも調べたことをパワーポイントでまとめ、保護者を対象にクイズの回答や感想を求めながら、楽しく分かりやすく発表することができました。発表にご協力くださった保護者の皆様に、この場をお借りして感謝申し上げます。
 最後に、前日の11月30日(木)に飯豊町役場本会議場で開催された「いいで子ども議会」に向けて、6年生4名が取り組んできた「町議会プロジェクト」についての発表もありました。今年度の4年生以上で、地区公民館の文化祭や創立150周年記念式典、めざみの里音楽祭で獅子舞の発表を積み重ねてきました。6年生は、その体験をSDGsの「住み続けられるまちづくり」という視点で捉え直し、飯豊町版「黒獅子祭り競演会」の開催について一般質問にまとめることができました。子ども議員となって、町長さんに対して堂々と主張してきた一般質問を再現する2名の6年生の姿から、子どもの興味・関心に基づき、しかも、地域の人々の暮らし、伝統文化に関わる探究課題の有効性を改めて実感しました。